何かにひっかかってる自分と向き合う方法 その②
こんにちは、ライフキャリアパートナー 山本です!
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前回からの続きです。
前回は、まず最初に「気になること」「悩み」をイメージしてもらって、自分の中に、どんなひっかかりがあるかの振返った後、次に、そのひっかかりについて、そのイメージを具体化しながら、客観的に見れるような状態を創って、そのイメージをどこかに置いてもらいました。
※前回の内容はこちらから
何かにひっかかってる自分と向き合う方法 その①
今日は、一旦入れ物の中に入れてもらった自分の気持ちに向き合っていきたいと思います。
引き続きリラックスした状態を創り、自分の内面に意識を向け、そして、入れ物に入った「その形」に意識を向けていきます。
「その形」と対峙できたと感じられたら、
「その形」に質問してみてください。
「どうしてそんなに気にさせるのか教えて…?」
「そんな気にさせて、私に何を伝えたいの…?」
「なんでそんな悩まさせるか教えて…?」
「不安をとおして何を私に伝えたいの…?」
「もし悩みが解決したらどうなるの?」
など、質問してみてください。
そしてその質問に対して「その形」が何か語り掛けてこないか意識を向けてみてください。
すぐに答えが返ってこなくても問題ないです。
ちょっと何か話してこないか待ってみましょう。
そうすると、答えが言葉として、もしくは何かしらの感覚の変化として、もしくはイメージが変化して返ってきます。
もし返事が返ってきたら、それに対してまた質問をし、深堀りもしくはより明確にしていってもいいですし、そこで終えても問題ないです。
終わる際は教えてくれたその形に「ありがとう」と伝えて、リラックスしながら意識を外に戻していきましょう。
また、答えが返ってこない場合も「また今度教えてね…」と伝えて、リラックスしながら外側に意識を元していきます。
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というわけで、今日は外在化した自分の「ひっかかり」に向き合ってみました。
「問題は、その問題を持っている人が悪いのではなく、その問題自体が悪いと考え、自分から切り離し、それをよく観察することで、問題解決のヒントを得る」
と前回も書かせてもらいましたが、今日は、よく観察するために外在化した自分に語りかけてみてもらいました。
ポイントは自分の意識を外在化させ、そこを観察することで、自分自身が何にひっかかりを感じているかを把握することです。以上がフォーカシングになります。
なお、問題をその人から分離して観察するこの外在化のテクニック、結構使えます。
子どもがイライラしてそうであれば、
「なんでそんなに怒ってるのかな?」を、
「〇〇くんの中に居る、怒りんぼ虫はなんて言ってるのかな?」と聞いてみるとか。
「〇〇の時の××さんは、どう感じていたんですか?」
などですね。
あの時どう感じてたのか?のような直接的な質問ではなく、
「あの時の」あなたはどう感じていたのか?と外から観察させるような質問です。
そうすることで質問された方は、
問題と自分自身の間に距離を設けることが出来、
より客観的に自分自身の観察がしやすくなります。
また、この観察をとおして、問題をより理解するだけではなく、気づいていなかった自分自身の考え方のクセや特性、強さ、弱さなど新たな発見につなげることもできます。
ぜひ、フォーカシングする時間が無くても外在化する質問のテクニックは手軽に使えるので、試してみてもらえるとうれしいです。
今日は朝からカウンセリング勉強会でした。
新たなセッションの話も貰えたので、がんばろうと思います!
あの夢をなぞって:YOASOBI
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