こんにちは、ライフキャリアパートナー　山本です！
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新しい環境に入る時のポイント。”わたし”はこう思う。
I（アイ）メッセージを使いましょう。

即戦力採用！とうたったCMを見たことはありますかね？
それまでの経験や知識、スキルを元に、転職先で活躍しませんか、的な話かなと。

ただ、転職したからすぐに活躍できるか？と言ったらそうじゃない場合があります。

今日は、就職や転職、部署が変わった時など、新しい環境に入るにあたって、
押さえておいたほうがよいポイントについて書いてみたいと思います。

転職の場合は、経験や知識、スキルなどが企業側が求めているものとマッチするかどうか、
もしくは活躍してくれそうとの期待（ポテンシャル）での採用などがありますよね。

このように、経験や知識、スキル、やる気が通用しそうか、
また、自分の興味だけで新しい環境を選ぶと、
その環境への適応がなかなか難しい、しっくりこない場合があります。
（本意ではない形で新しい集団に入っていかなければならない時もありますが…）

そのしっくりこない要因で多いのが、文化（カルチャー）への適応です。

その集団の中に居る人達によって共有された信念や価値観、
モノの見方、考え方などのことを組織文化（カルチャー）と言いますが、
これらが自分とマッチするかどうかがその後の動きやすさや、
しっくりくるかどうかなどに大きく影響します。

特に会社は法人と言って人格を持っているとも言われているように、
文化や社風など企業によって大きく違います。

これらが自分の考えや価値観と合わず、こころに蓋をしてしまうと、ストレスがたまり、メンタルヘルス的な問題が生じてしまう場合もあります。

それでは、どのように適応していくことがいいのでしょうか？

それは、まず入った先の文化を理解することです。

人と人の合うあわないがあるように、
相手のことを知らずに自分の思うままにやってしまうと、
そこで不本意なギャップ（摩擦）が生まれてしまう場合があります。

自分の価値観や考え方を変えなければいけないという話ではなく、
まず入った先がどのような文化を持っているのか、
そこにいる人たちがどのような価値観や考え方をしているのかを
理解することが大切になります。

例えばですが、自分の家に知らない人が来て
「今日からこの家にいるので、受け入れてください」と言われたら、
反発や恐怖などのネガティブな感情が起こるのはイメージしやすいかと思います。

このように自分のことだけを押し通そうとしてもうまくいくはずがありません。

重要なことは、自分のことを知ってもらい、相手のことを知ること。相互理解です。

そのためには、相手の気持ちや状況をしっかりと考えながら、自分の気持ちや考えなどを、
いかにその場にふさわしい方法で表現するかが適応のカギになります。

とはいえ、なかなか相手の気持ちは掴みづらかったりしますよね。

そんな時は、I（アイ）メッセージを使ってみてください。

これは話の主語を自分にする話し方で、

私はこう思う、あなたはどう思いますか？
そう言われると私はうれしい（悲しい）

など、まず自分のことを開示する話し方です。
この話し方をすることで、相手はあなたのことをより理解しやすくなります。

また、「なぜわかってくれないんだろ…」と言ったような批判的な思考も、
自分を主語にすることで「私のこの考えをわかってほしい。そのためには…」など、
解決思考への転換がしやすくなります。

このI（アイ）メッセージ、結構使いやすかったりもするので、
ぜひ自分の考えをなかなか伝えることが苦手な方は、
トライしてみてもらえるとうれしいです。

ということで、今日は新しい環境に適応するためにまず意識すること、
そしてI（アイ）メッセージについて書いてみました。

もう少し知りたい方はこちらを！

今日もよい一日を！

Story：AI