人生の正午…40歳からの課題。65歳からの課題。
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人生の正午…40歳からの課題。65歳からの課題。
さて、今日は「成年期:40~64歳」とその後の「老年期」65歳~」について書いていきたいと思います。
※前回の記事はこちらから。
人生の8つのステップ
20,30代の課題
13~19歳の課題。20,30代で孤独を感じる方。
まず40歳~64歳。
みなさんはこの年齢から、どういうイメージが頭に浮かびますか?
心理学者のユングは40歳を「人生の正午」と表現しました。
この人生の正午を境に、以下のような大きな変化が生じてきます。
- 加齢による体の変化(体重が落ちない、物覚えが悪いと感じる等)
- 家族関係の変化(子供の巣立ちによる役割の消失、家族との死別等)
- 職場での変化(能力の限界を感じる、挫折を感じる、定年が見えてくる等)
このような変化を感じながら、前の成人前期の課題「親密性」を基に、それまで身に付けた知識や技術を徐々に次の世代に伝達していく時期(世代性)に入っていきます。
この時期は、「世代性」が課題となります。
前の時期に「親密性」を築くことが出来なかった方は「自分のやってきたことの意味」について自問自答を繰り返すが答えを見出せなかったり、年齢的なものを背景に他者から「言われる」ことも少なることで、それまでの経験のみを礎とし「これが正解でしょ」と自己満足や自己陶酔に浸り何も状況が変化しない「停滞」している状態に陥ります。
自身の体の変化を感じ、家族関係も変化する一方で、これまで積み上げてきたものが通用しなくなってきたと感じる。
そんな中で「改めて自分は何者なのか」を考え、アインデンティティを再構築していく時期。それがこの時期なのです。思秋期という呼ばれ方をする場合もありますね。
そして、この「成年期:40~64歳」を超えると「老年期:64歳~」と呼ばれる時期に入ってきます。
この時期、多くの方が老後の生き方を考え模索されるでしょう。
また、それまでの人生を振り返り、
「満足のいく人生だったか」
「自分が無くなった後に何か残るものはあるか?」
を自分自身に問いかけ、自分なりに納得のいく形でその解を見つけらるかどうか、
折り合いをつけられるかどうか、「統合」が課題になります。
ただし、それまでの人生に意味を見いだせず、「こんなはずじゃなかった…」と後悔ばかりが浮かぶ場合、残された時間(寿命)を意識しながらも後悔をひきずることになり、最終的には「絶望」につながっていきます。
自分の一生を振り返った時に「絶望」を感じながら人生を全うするのほ、自分はイヤですね…。
そうならないためには、逆算思考的な考え方がいいと思います。
将来、穏やかに余生を送るためにはどういう状況が自分の理想なのかを先んじて考えて、それに向けてアクションしていく。
ここまで読まれた方は、現在の自分の世代の「課題」と、今後発生する「課題」についてイメージできたかと思います。
その課題を織り込みながら、ライフキャリアをプランニングし、それが難しくなってしまった場合は、その時点で改めてプランを考えてみるのはいかがでしょうか。
ライフキャリアのプランは一回立てたからと言って、それを必ずそのまま実行しなければならないわけではありません。誤解が無い様に補足すると、このような不安定な社会状況の中で、今後の見通しが経ちづらいと感じられてる方も多いと思います。
また、各世代の課題のクリアが難しい場合は、一つ前のステップの課題に取り組むことにより、このいま感じている解消できると考えます。
自分のステップにおいての課題が何なのか、今後発生する課題なのかをあらかじめ把握し、
また、都度発生する事象すらも都度織り込みながら、自分の納得のいく人生をプランニングし、そこに向けて歩みを進めていければいいのではと考えています。
自分の人生は自分のモノです。
自分の人生を振り返った時に、何をどう感じたいですか?
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