こんにちは、ライフキャリアパートナー　山本です！
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低いのは自己肯定感ですか？自己効力感ですか？

何かをやりたい！でも…と行動に移せずためらう要因として、
「自己肯定感が低いんで…」と話す方が結構いらっしゃる印象を持っています。

一般的に、この自己肯定感は、
自分の在り方を積極的に評価できる感情や、
自らの価値や存在意義を肯定する感情を指す言葉です。

自己肯定感を上げたい、高める方法を知りたいと話す方々と最近話をしてて気づいたこととして、
何かをやろうとする時の自信の持てなさ、できない（しない）時の理由として、
“自身の自己肯定感の低さ”を上げる方が多いなと。

これをお読みの方にも自分自身に自己肯定感の低さを感じられている方が、
いるかもしれません。

ただちょっと考えてみていただきたいのが、
その感情、自己肯定感が適切な表現なのでしょうか…？

自己肯定感と似たような言葉で言うと、「自尊感情」「自己効力感」などがあります。

例えば自尊感情。これは、他の人からどう思われるかではなく、
自分自身を自分がどう思い、どれぐらい自分を信じられるのかを指す言葉です。

他者との比較によって自分を受け入れられない方も結構多いですが、
逆もしかりで、過度な自尊心は自分の非を認められなかったりと、
ただ上げれば良いというものでもありません。

また、自己効力感。これは、自分が何かをうまく実行できると思えることを指します。

日々生きていると、いろいろな出来事が生じると思いますが、
それらに対して、自分は実現できる、乗り越えられる。
このような感情を自己効力感といいます。

いろいろな自己肯定感が低いと言う方の話を聞く中で、
多くがこの「自己効力感」の話をされている方が多い印象を持っています。

自分の行動をコントロールしながらゴールに向かっていく力、
自分ならできると思う気持ちが持てない。
簡単に言うと「自分に自信が持てない」こと、
これを自己肯定感が低いと表現されてる方が多いなと。

そんな方にお勧めしている方法が”振り返り”です。

自分が選択し実行したことで、よかったと感じたことを思い出して欲しいのです。

別に大きなことではなく、日常のちょっとしたことでも構いません。

人間、できなかったことに目が行きやすくなりがちですが、
大事なのは自分でやろうと思って実行し、
それがうまくいった経験を思い出すことです。

そんなのないよ！って言う人もいるのですが、
全くないって人は自分のこれまでの経験上いません。

ひょっとしたら、思い浮かんでも「こんな経験は誰でもしてるし…」って
蓋をしてしまってることが多いです。
これをお読みのみなさんは、そんなもったいないことはしないで欲しいですね。

こんな経験って思ってる経験でも、
その時の自分はそれを達成しようと行動されたんですから。
それは大事にすべきかなと。

以上、振り返ったら、自分がやりたいことを実現している人を
観察してみることをおすすめします。
自分でもできることが何かないか、細かく観察してみてください。

あとは否定形を使わないってのも大切ですね。
こんな自分、そんな自分…。そのような自分をさげるような言葉を使っているうちは、
自己効力感があがるはずがありません。
自分で自分を下げてるんですから…。

そして最後ここまでやったら、
これまでの要素を基に改めて達成したいゴールに到達している自分の姿を
具体的にイメージして言葉にしてみてください。
いつ、どこで、どのような状態になっていますか…？

そこがよりクリアにイメージできると、
今何をした方がよいのかがかなり見えやすくなってくると思います。

と、ここまで自己効力感をあげる方法をお伝えしてきました。
ってこれを一人でやるとなかなか難しいかもしれませんね…。

あと最後に…、自己肯定感が低いから…と言ってはいるものの、あげたくない人もいます。

そのような方には何を言っても変わらない（本人は、そんなことないよ~、って言われたい）ので、
周りにそういう人がいたら「そうなんだ～」と言ってその低さに巻き込まれないようにしましょう！
人は人なので、そこを合わす必要はありません。

って書くとまた長くなりそうなので、これは別の機会にでも。

それでは！

Lucky Kilimanjaro　ひとりの夜を抜け