自分の人生に意味を見出す -夜と霧-
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今日は本を一冊ご紹介したいと思います。
「夜と霧」です。
キャリコンの方や資格取得を目指される方は読まれた方も多いかと。
心理学者、精神医学者の著者 フランクルが強制収容所で過ごした日々を冷静に事実と心理学者としての分析をしたためた本です。
明日も見えない絶望的な状況に置かれながらも
「人はどんな状況であっても人生に意味を見出すことができる存在である」
とこの本では説かれています。
第二次世界大戦時、収容者として2年半過ごした経験と自分自身への考察、周囲への考察を含めて静かに生生しく冷静に綴られいます。
ページ数としては170ページくらいで、そんなに厚くもなく…。ということで、資格取得中に軽い気持ちで読んだのですが、ドラマティックでもなく冷静にその内容が描かれている分とてもヘビー…。
ただ、読んで本当によかったと思っています。
読み進めるほどに細かい情景や心の変化が想像でき、読んでいる最中は息苦しさを感じることもありました。
想像を絶する体験の中から生み出された「人はどんな状況であっても人生に意味を見出すことができる存在である」との言葉は、思わず納得し、自分の人生の意味を再考するきっかけに繋がる、そんな本でした。
不確実性が高まっているこの時代、生き抜くために必要ポイントや、安易なポジティブシンキングは危険であること、元に戻らない世界への適応など、この本からは多くの気づきが得られるのではと考えます。
人生にはいろいろあり、また、その人生にどんな意味を見出すのかは人それぞれです。
人生に期待するのではなく、私は「このような意味付けをする」との意思が、今後はより大事になってくるのでは、とこの本を読んで強く感じました。
ご興味ある方はぜひ「夜と霧」読んでみてください。
ということで今日はこれ。
サンサーラ:中孝介
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