怒ってると相手は話を聞けない
こんにちは、ライフキャリアパートナー 山本です!
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部下の指導などで「怒っても聞いてくれない」という相談を受けることがあります。
そういう相談を受けた時、自分からは以下のような質問をさせてもらっています。
「怒ってるんですか?叱ってるんですか?」
言われた方はキョトンとした顔をされることもあるのですが、
この「怒る」と「叱る」、持つ意味がそれぞれ違います。
・怒る:腹を立てる。おこる。憤慨する。
・叱る:(目下の者に対して)相手のよくない言動をとがめて、強い態度で責める。
「怒る」の方は感情的に、「叱る」は相手のためを思ってという意味があります。
もし相談いただいた方が本当に「怒っている」のであれば、感情のままに不満をつけているだけなので、それは指導ではなく相手には「怒っている」ということしか伝わりません。
もっと言うと、批判されてると感じて「すみません」という気持ちの落ち込みや、「うるせえな」という反発等につながります。
自分が「怒られた」と感じた時を想像してみてください…。
……
怒っている相手の話を集中して聞く事が出来てましたか?
一方で叱るの場合必要な要素は、相手が理解できるように伝えることが大切です。
相手が理解できるように伝える場合は、なぜ相手がそのようなことをしたのか、
相手の状況や気持ちについて考えることが大切です。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
これは、アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉です。
相手の行動を変えたい場合、「怒る」のはでなく、「叱る」ことを意識し、まずは相手の状況や考えに寄り添いなぜそのようなことをしたのか聞いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
また、イライラする時は、相手に対して自分が何かしらの期待をしていて、それが実現しない時に感じたりします。
その期待が相手にとって適切なものなのかも併せて考えてみるとよいかと思います。
とは言え、相手にどう聞いていっていいかわからない…という方も結構いらっしゃるのですが、そのような方はぜひご相談ください。
ということで今日はヒーリングミュージックを…。
部下の指導にお困りの方は、落ち着いた音楽を聴きながら、怒ってるのか叱ってるのかも含めて自分の指導方法を振返ってみてはいかがでしょうか。
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