固定概念ってなぜあるの?
こんにちは、ライフキャリアパートナー 山本です!
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さて、以前の記事の中で「固定概念」に縛られてないですか?
というお話をさせてもらいました。
※以前の記事はこちらから
止まんなきゃ 気づかない景色だってある
今日は、この固定概念についてもう少し詳しく書いてみたいと思います。
人が固定概念を持つのなぜでしょうか?
答えは簡単で、物事「そういうものだ」と思った方が考えるのが楽だからです。
よく出る例え話ですが、
赤ちゃんは信号が赤であってもそれが危険だとは思いません。
大きくなるにつれ交通ルールを覚え、事故が起きないように赤信号だと止まらなければいけないというルールを学習します。
そのうち赤信号=(イコール)止まらなければならないと認識するでしょう。
これを読まれてる方で、赤で進んでしまうと事故が起こってしまうので、止まらなければならない。と都度考える方はどれくらいいらっしゃいますかね…?
このように周囲からの情報を基に、自分の中でどんどんルールが溜まっていきます。
このルール、法律や社会的なルールであればまだわかるのですが、
学生だから…
社会人だから…
結婚したから…
離婚したらから…
昇進したから…
転勤したから…
男性だから…
女性だから…
〇〇だから…
など、〇〇だから××というような考え方を日々の経験等から自分のルールとして捉えてしまっている状態、これを固定概念に縛られている状態と考えます。
なお、この〇〇だから××のような、考え方を一般化といいます。
さまざまな事物に共通する性質を抽象化し、一つの概念にまとめて考えることで、
一つ一つの物事を深く考える必要が無くなります。
そうすることで、考えることが少なくなりますし、スピードが出て便利ですよね。
また、脳にも負担がかかりづらく楽なんです。
そうなんです、固定概念を持つことは、自分の身を守ることにもつながっており、
自分自身を守るために固定概念は無意識に作られていきます。
一方で、この固定概念はリスクがあります。
自分の経験等から生み出される固定概念に捉われ、その枠組みの中でしか物事が捉えられず、思考が偏るだけではなく狭い範囲でしか物事が捉えられなくなるリスクです。
自分が持っている固定概念について疑うことをせず、その考える対象が自分に向かう場合、
「私は〇〇だから××しなければならない」
と自分を縛ってしまうことにもつながりかねません。
極端に言うと気づけないまま一般化した考え(自分の固定概念)の枠の中で、例えばそれがネガティブな考え方であったとしても、その中で生きていくことになってしまいます。
このような固定概念、直すにはなかなか時間がかかります。
脳内でそういう思考回路が作られてしまっているからです。
じゃあ、一生直らないのかというとそういうわけではありません。
そういう方には、「自分がなぜその考え方、物事の捉え方をしているのかを改めて考えてみてください。
また考えるにあたって、周りを見渡し色々な意見を聞いてみましょう。
同じような状況の中で、まったく違う考え方をされている方がいるかもしれません。こういう他者との違いを認識することで、どんな固定概念を自分が持っていたのか見えやすくなります。
と、ツラツラ書いてきましたが、固定概念って結局自分を守るためにあるんです。ただ、リスクがあるものなんです。
なんだか生きづらいな…と思った時、なんか思考の迷路にハマっているな感じた時、何か自分を縛っているものが何か無いか考えてみてもらえるとうれしいです。
自分ひとりだとなかなか難しいな…と思われる方はぜひご連絡ください。
サポートいたします!
今日は曲というよりCMを。
浪漫飛行/満島ひかり
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