こんにちは、ライフキャリアパートナー　山本です！
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他者からの承認に縛られない-相手の感情は相手のものですよ

コロナがなかなか収束しませんね、、、

旅行にいきたい！飲みにいきたい！
友達に会いたい！家族に会いたい！

など、これまで普通にできてたことが制限されると、
いきなり我慢は結構ツラいと感じる方も多いのではないでしょうか…？

普段の会話の中でも、寝たい！腹いっぱい食べたい！はたまたトイレに行きたい！
など、日常においてもいろいろな欲求で溢れているかと思います。

なんなら自分も、まみれにまみれてる感じだと思います　笑

こういった欲求を丸出しにするのは、
顔をしかめて”はしたない！”とか言う方方もいらっしゃるのですが、
（自分が安心するために言ってるわけではなく…）
人間誰しもが欲求というものを持っている！と説いている理論があります。

いい理論ですね！

アブラハム・マズローという学者は、
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と定義して、
欲求を5つの階層に分け、下の欲求が満たされるとその上位の欲求を満たそうとすると説いています。

詳しくはこちら
自己実現理論

その中でも今日は、この5段階ある欲求のうち、承認（尊重）の欲求について書いてみたいと思います。

スマホが普及した今、SNSをやられている方も多いのではないでしょうか？

古く（？）はアメブロだったり、mixiだったり、現在ではTwitter、Facebook、instagram、TikTokなど、多くのSNSがネット界隈を賑わせています。

日常を切り取ったり、自分の考えや知識を手軽に発信できるこの状況、
昔だと全く想像もできませんでしたが、
発信する方の中にはこのネットの向こう側にいる方の承認を求める方が多くいらっしゃいます。

このような承認を他者承認と言います。
（逆に自分のことを自分で認めることを自己承認と言います）

単純に他者からの承認を得たい方がいる一方で、
発信の目的が自分の知識をシェアすることで誰かの役に立ちたい、
役立つことにつなげることが自分のやりたいことだ！
という思いが元になってる方もいらっしゃいます。

ただ、そのような方の中にはSNSで発信しても、
相手のリアクションがなかなか見えづらく、
役に立っているのか…、自分の存在価値とは…と本来の目的から外れ、
不安や焦りなどの感情から他者からの承認を求め、
それにより自分の価値を確かめようとする…、
そんな悪循環に陥るケースが見られます。

このようなケースに陥ってる方には

「相手の感情は相手のものですよ」

とお伝えすることが多いです。

他者からの承認は、あくまでも相手がどう受け取るかに依存するので、
そもそもが自分の力だけでどうにかできるものではないのです。
（特に、イイねなどはボタンを押すという行為も必要になりますしね…。）

このような悪循環に陥ると、相手からの見え方や受け取り方を気にしすぎるあまり、
本来の自分の考えや気持ちを抑えこんでしまうことにもつながりかねません。

そうなってくると、発信している内容は誰のものなのかわからなくなり、
何となく満たされなく感じ、より悪循環が加速していくことにつながっていきます。

このような悪循環に陥ってる方に思い出して欲しいのが、
先ほどの欲求5段階説です。

この「承認（尊重）の欲求」の次の欲求は「自己実現の欲求」になります。

この「自己実現の欲求」に移行していくためには、
そもそも本来やりたかったことは何か、
自分は何をしたいから発信しているのかを、再度考えてみることが大事になります。

ありたい姿やその目的を再確認することによって、
そこに向かえているのかに意識が向くようになります。

そうすると、今何が必要なのか、何を改善していけばよいのかなど、
本質的な課題が見えてきます。
（ここで大事なのは何をするのかをより具体的にすること）

そうしてその課題に具体的に取り組み、それを実現していくことで、
自分への承認が高まり、自己実現の欲求に移行していくことによって、
他者からの承認によって何かが揺らぐようなことは少なくなっていくと考えます。

とはいえ、他者からの承認というか、
相手からのリアクションはうれしいですよね。
人間だもの（みつを）

欲求は誰しもが持っていて、
承認欲求も、それに含まれる他者からの承認を求めることも自然なことです！

ただ、それだけに目がいくと苦しくなっちゃうかもね…ということで、
今日は自己実現したいものの他者からの承認に目が行ってしまっている…そんな方についてのお話でした。

欲望 / ホフディラン