心の傷を癒すということ
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今日は久しぶりに映画を観てきました。
「心の傷を癒すということ」この映画は、阪神・淡路大震災発生時、自ら被災しながらも、他の被災者の心のケアに奔走する中で39歳で亡くなってしまった精神科医・安克昌先生の遺族関係者への取材をもとにした映画です。
この話のモデルとなっている安先生、映画の中では、高校時代の安が在日韓国人であることで「自分が何者なのか」と葛藤する姿から、親からの期待、その中で自分がやりたいこと、やるべきことを徐々に、手探りながらも前に進んでいく姿が描かれています。
また、阪神・淡路大震災を自ら被災し、葛藤しながらも多くの被災者の声に耳を傾け、心の痛みをともに感じ、寄り添い続けた日々が描かれています。
自分はこの26年前に起きた阪神大震災の2週間ほど前に、青森県八戸市で「三陸はるか沖地震」と呼ばれている震度6の地震を経験しました。
年の瀬も迫った12月28日21時29分、突然の大きな揺れに襲われ、そのあとの静寂、そしてその後の消防車、救急車のサイレンの音、家に入った大きな亀裂、割れた食器など今でも覚えています。
そしてその2週間後、朝起きてテレビを付けてそこに映し出されている神戸の惨状を見た記憶は鮮明に残っています。
時間とともに明らかになっていく様子を当時の自分は見ることしかできませんでしたが、そのような中で「心のケア」に奔走されてた安先生のこの話は、とても考えさせられるものがありました。
映画の中のセリフで
「諦められないのは大事なことがあるから」
とのフレーズがありました。
人間が持つ力の一つに「人は、生まれつき自らを維持し、強化し、実現する傾向と力を備えている」との考え方があり、自分もこの考え方をベースに日々支援を行っています。
その中で自分ができることは何か、どのように関わっていくべきなのか、カウンセラーとしての自分を改めて考えるきっかけになりました。
傷つき、なかなか立ち上がることが難しい、どうすればよいのかわからないなど、前に進むことが難しいと感じられている方が、これまでも多くいらっしゃいました。
ただ、そう考えるのは、立ち上がろうとするからこそ、何かを変えたいからこそ、前に進みたいという思いがあるからこそ、そう感じるのだろうと私は考えています。
そのような方々の思いをどのように支援していくのか、
改めて考えてみたいと思います。
安先生が書かれた本も買いましたが、
あたたかい人柄をとても感じられました。
【公式】『心の傷を癒すということ《劇場版》』
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