「友人とライフコーチの違い」ライフコーチ(オンライン相談)を体験したご感想 vol.2
皆様、こんにちは。
私が提供しているライフコーチ(オンライン相談)について、「興味はあるが具体的にどんな内容なのか知りたい」といったお問い合わせをいただくことがあります。
そこで前回に続き、私のライフコーチを利用いただいているクライアントの感想をインタビュー形式でご紹介したいと思います。
今回インタビューに応じていただいたのはこれからのキャリア形成に悩んでいる40代 Tさん(会社員)。Tさんはコロナ禍で会社の売上が減り、自分の業務にも影響が出てしまったことで今後の働き方について考えるようになりました。
Tさんはこれまで友人の方々に仕事の相談をしてきたそうで、そんなTさんがライフコーチを受けてどのような変化を感じられたかをご覧頂ければと思います。
コロナ禍による変化に立ち向かう。不安・焦燥の循環。
–本日はお時間ありがとうございます。今日はライフコーチを受けられた感想をいろいろお聞きできればと思います。よろしくお願いします。
Tさん:よろしくお願いします。
-それではまず、ライフコーチを受けられたきっかけを教えていただけますか。
Tさん:コロナ禍で自分が勤める会社の売上が減り、自分が担当する部門の業務削減がありました。自分の仕事が減って不安になり、部下の退職も続いてしまって、今後の仕事について漠然とした不安や、なんとかしないとという焦燥感を抱えていました。
この一年半くらいはずっとそのことについて考えていて、自分なりに何か新しいことを学んだり、取り組んでみたり、自信をつけるためのチャレンジをしてきました。チャレンジをすることで不安を忘れられる瞬間もありましたが、時間がたつと「本当に今やっていることが良いのか?」とまた不安がぶり返されてしまい、なかなか焦りが消えることはありませんでした。
-環境の変化していく中で新しい挑戦をされるなど、ご自身を伸ばすことでその変化に対応されようとしてこられたんですね。
ただ、一方で、不安がぶり返してしまう、そのような循環にいらっしゃたんですね。
不安や焦りを消すために、何か他に取り組んだことはありますか?
Tさん:周囲の友人に相談することが多かったです。自分の状況を友人に聞いてもらって、意見をもらって、それをまた次に生かす感じです。
ライフコーチと一緒にゴールへ向かう。
-そこから実際にライフコーチを受けようと思ったのはどうしてですか?
Tさん:焦りが消えなかったからですね。今まで自分なりに新しいことにチャレンジしたり友人に相談したりしたものの、それでもずっと不安がくすぶり続けている気がしたので、このタイミングでプロに頼んでスッキリしたいと思ったんです。ライフコーチに協力してもらうことで不安の原因をハッキリさせて、これからの方向性を見つけられたらいいなと思いました。
-ライフコーチを体験した感想はいかがでしたか?
Tさん:面談の最初のほうで「今日のゴールはどこにしましょうか?」という質問がありました。自分はそれを受けて「今日はこうなっていたい」と伝えられて、そのおかげなのか、面談がはじまった早い時間から、二人で一緒にそのゴールに向かっていける感覚が持てました。
-ゴールというのは「今日の面談が終わるときにどうなっていたいか、どうなっているとうれしいか?」という目標のことですね。
ライフコーチではクライアントの要望をかなえるため、クライアントが目指す状態、つまりゴールを必ず最初に聞くようにしています。ゴールを定めることで、その後の会話を必要に応じて軌道修正し、常にゴールを意識した会話ができるようになります。もしも会話の途中でもっと大事なことが思い浮かんだ場合は、二人でゴールを変更することもあります。
ちなみに、目指すゴールが思い浮かばなくても大丈夫です。そういうときはまだ状況が整理されていないことが多いので、クライアントが感じられている状況をお伺いして、二人で一緒にゴールを探していきます。この場合はゴールを見つけることが、二人で向かっていく最初のゴールになります。
Tさん:そうですね。最初に今日のゴールを決めて、そこに二人で走っていく。置かれている状況や仕事の業界にも違いがある二人が、話をすることによってまとまっていき、徐々にゴールに近づいていくというのはとても面白い体験でした。これまでの友人への相談では、一緒にゴールを決めて考えを整理していくようなことはありませんでした。
-ライフコーチを体験することで何が得られましたか?
Tさん:まずコーチに話を聞いてもらうことで、自分の不安の原因を洗い出して整理することができました。そして現状が整理されてクリアになったことで、その現状をもとにこれからどうするかを考えて、今後自分が目指していく方針まで見つけることができました。
また、自分が話したことをしっかり聞いてくれて、それを整理して返してくれるという、当たり前のことをちゃんとやってくれることがうれしかったです。自分が発した言葉をもとに分析して返してくれるので、納得しやすいし、確かにそうだなって腑に落ちるとも思いました。
ちなみにライフコーチの途中、自分の持つAという考えに山本さんからBという視点をもらって、それが新たにCという方向につながったことがありました。きちんと話を聞いてもらって対話をすると、自分の考えが洗練されていくのだと思います。
-「自分の話をしっかり受け止めて聞いてもらえる」のって、意外と無い経験なんですよね。
友人への相談とまったく違うライフコーチ。
-ライフコーチをもし他の人に勧めるとしたら、どんなところをおすすめしますか?
Tさん:いくつかありますが、まず一点は、友人への相談とコーチングは全く違うというところです。
自分はこれまで多くの友人にも相談していましたので、友人への相談もコーチングも似たようなじゃないのかな?と思っていました。でも友人への相談で最初にゴールを設定するようなことはありません。友人への相談だと、なんとなく解決している風だけど今振り返れば実はそうではなかった、ということが多かったように思います。コーチはやはり専門家なので、複数の友人に何度も相談するよりもコーチに一回相談するほうが時間をかけずに芯を打った解決につながると思いました。
-そうですね。私のライフコーチの特徴はいくつかあります。
まず一つ目はTさんがおっしゃるように、最初にクライアントが望むゴールを定めること。これにより会話がブレることなく、クライアントに寄り添いつつ、クライアントが望む状態を常に目指していきます。
二つ目は、クライアントの悩みをすぐ解決しないということ。悩みというのは、仕事の悩みであっても実はご自身の家庭環境や生育環境など奥深いところに原因がある可能性もあります。色々な可能性をふまえて会話することで、思いもよらなかった背景が見つかり、より適切な対応が可能になることもあります。例えば「手が痛い」という人にすぐ湿布を貼るのではなくて、レントゲンを撮ることで、実はギプスのほうが必要だったとわかるようなものでしょうか。
三つ目は、クライアントとの交際関係が無いので第三者としてフラットな問いかけやアドバイスができることも特徴ですね。
Tさん:たしかにそのあたりは、友人への相談とまったく違うと思います。解決志向型の友人だと悩みを解決するために色々アドバイスはしてくれるのですが、そもそも「なぜそれを悩みだと思うのか」という前提や背景の話になったことはありませんでした。一見遠回りに見えるようでも、そういう前提や背景まで理解することで、不安がなくなり、今後の方針にもつなげることができたと思います。
また、親しい友人でも100%全ては話せないので、それでは結局悩みが解決しない可能性もあったと思います。ライフコーチは守秘義務があるということなので、思い切ってすべて話すことができて良かったです。
あと他に思いついた、これからライフコーチを受けようという方へアドバイスは、早いうちから相談するのも良いかもしれません。
もともと自分はこれまでの仕事に自負があったので、コーチングは必要ないと思っていました。でも自分で解決しようとして結局かなりの時間が経ってしまいました。今思えば、本当はもっと早くから気軽に相談して良かったんだなと思います。実際に一度話してみればコーチングの有効性が感じられるはずなので、「今はまだ相談しなくても良いかな」と思う人でも、一回山本さんと話してみると思考の整理や棚卸ができて、新たな気づきがあるんじゃないかと思います。
-悩みはずっと抱えていると不安や焦燥が大きくなってしまう場合もありますよね。早めにご相談いただくことで、よりゴールに向かうための行動にも余裕をもって移行できる場合もあります。
いろいろな選択肢を捉え、自身にとってより良い選択や行動につなげていただくサポートができればと考えています。
本日はお忙しいところお時間ありがとうございました!
お読みいただきありがとうございました。
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・「新しい自分が発見できた感覚」 ライフコーチを体験したご感想 vol.1
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