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自分の強みって何…？強みをどう整理していくのか

自分の強み弱みなど、特に就職、転職などで聞かれて困った経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか…。

目の前の履歴書や職務経歴書のところになんて書いていいのか…。

今日はそのような方に参考になればと思います。

強みの捉え方は以下2つあります。

1.自分が持ってるスキルの中での強弱

2.周囲と比較しての強弱

まず、強みを聞かれた時は上記の2つを混ぜて考えてしまいハマってしまう人がいます。

「強み」というワードだけで考えてしまうと、自分はこう思ってるけど、周りと比較すると…、なんて思考が堂々巡りなってしまうと思います。

なので、まず強みを考える時は、前提として2つの要素があると捉えてください。

また、これらの強みについてですが、それが発揮されるシチュエーションにも目を向けて欲しいと思います。

どのような時に、どのような強みが出るのか。

これが考えるポイントです。

いくら自分が強みだと思っていても、

それを使える場面がないと自分の強みとして活用することはしづらいでしょう。

なので、強みを考える時は、それがどのような時に発揮されるものなのかを合わせて考えます。

さて、ここまで整理できたら、強みの見つけ方についてお話したいと思います。

整理するための軸として

1．長く続けられているコト

2．人のよく褒められるコト

3．自分が好きなコト

の3点を最初考えてみることをお勧めします。

できれば、付箋に書き出してみると尚良いでしょう。（少なくても2，30個出してください）

付箋に書き出したら、それを抽象化しながらグルーピングしていきます。

長く続けれているのはどのような要素からですか？

人から褒められるのはどんな要素ですか？

好きなものに取り組む時、どのような要素を使っていますか？

上記は問いの例ですが、

書き出したものに対して自問自答しながら抽象化していくと、発想力、計画性、実行力、コミュニケーション能力、リーダーシップ、協調性、共感力、交渉力など、いわゆるポータブルスキル（強み）と呼ばれるものが見えてくると思います。

このポータブルスキル（強み）、特定の業種・職種・時代背景にとらわれない能力を指します。

※反対に資格や特定の業界・職種で必要とされる能力はテクニカルスキル（これも強みの一つです）と呼ばれています。ネットでポータブルスキルと検索するといろいろな要素が出てくるのでぜひ参考にしてみてください。

以上、ポータブルスキルが見えたら、次は自分が物事にどのように取り組んでいるのか「スタンス」について意識してみてください。

例えば発想力が見えた場合、それが発揮されている場面をイメージしていただくと、どのようなシチュエーションでそのスキルが発揮されているのか具体的なシーンが脳内に出てくるのではないかと思います。

そうすると、このような場面だとモチベーション高く取り組んでいるな…とか、冷静に物事を見極めようとしているなとか、人との関係性を大事にしているな…など、自分が物事に取り組む際の場面とスタンスが見えてくるかと思います。

ここまでくると、どのような場面で、どのようなスタンスでどのようなスキル（強み）が発揮されるかのイメージが具体的になっているのではないでしょうか。

以上、「1.自分が持ってるスキルの中での強弱」になります。

ここまできて、初めて「2.周囲と比較しての強弱」を考えてみてください。

このプロセスを通じて自分の中での強みを具体的に整理し、整理したものが他者との比較において、強いのか弱いのかが初めて見えてくると思います。

ただ1点だけ注意があります。

それは他者比較した際に、弱いと思った部分についてのアプローチです。

量質転換の法則というものがあります。

これは、ある一定量を積み重ねることで、質的な変化を起こす現象を指しています。ものごとの質を変えたかったら、 量をこなすことが大事であると言われています。

ぜひ、弱いと思った要素についても、継続して向き合うことで質の向上につなげ強みに変えていっていただければと思います。

付箋に書き出すのがまずは最初のハードルかもしれませんが、ぜひ自分のことを理解するためにもやってみてはいかがでしょうか。


ということで、今日はこの曲を。

いつか風になる：元ちとせ