どう教えていいのかわからない…。出来るようにするための教え方とは?その②

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やってみて!で放置はもったいない…。出来るようにするための教え方とは?

ちょっと期間が空いてしまいましたが、
今日は前回に続いて、②やり方は教えるが、やれるようにするフォローができていない。
について書いてみたいと思います。

前回の記事はこちらから

まず、”わかる”と”出来る”は違う。
これは聞いたことや言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

頭ではわかっている。ただそれを再現できないことってありますよね。

教える方の役割は、
伝えて終わりではなく、相手が出来るようになって初めて教えたことになります。

そのために大事なことは”させてみる”なんですが、
伝えることを伝えたら、「やってみてわからなかったら聞いてね!」と言って、
いわゆる放置になってしまうケースがあります。

ここが本当は教える時に大事なポイントになります。

させてみる場合に必要なのは、
見守りになります。

ただ見ていればいいのか…というとそう言う訳ではなく、
何を理解していて、何が理解できていないのかの見極めをしながら見守ることが大事になります。

合わせて、その後のフィードバックも重要な要素です。

フィードバックをされた側は、
自分の理解が正しかったのか、何で躓いたのかを確認する要素としてフィードバック内容を聞いています。

そんな時に、「よかったよ!「できたじゃん!」「だめじゃん!もう一回やってみて」
と言われても、
何が良かったのか、なぜ出来たのか(なんで出来なかったのか)の理解の確かめができません。

フィードバックする時は、

「〇〇の作業の時に、××を確認できていたので、次の工程がスムーズつなげられたのがよかった。」
「〇〇な状態を××として判断できたので最後の工程までいけた。」

など、具体的にフィードバックすることが重要です。

また、出来ているところとできなかったところ、
「〇〇なところは理解しているのがわかったけど、××のところはどのように考えてああいう風に操作したの?」
など、いわゆる躓きポイントで、理解を確かめることが指導の効果をあげます。

フィードバックする時には、
“出来た”、”出来ていない”などの成果にのみ焦点を当てず、
「〇〇は出来るようになっていたね」など成長を承認する。
「積極的に〇〇しようとしたところがGoodポイント!」など、
行動を承認することも大事です。

これらの承認も、
教えられた方からすると、何が良くて何が改善すべきポイントなのかの把握がしやすくなるので効果的です!

ということで、今日は、②やり方は教えるが、やれるようにするフォローができていない。について、
見守り方とフィードバックの仕方について書いてみました。

ちなみに、出来ないところばかり指摘していると、
自己効力感の低下につながりやすくなるので、指導される際はご注意ください!

それでは!

 Makoto Kawamoto / 桜  (できない できない できない、ということで…?)

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